ジャムセッションと青本と黒本と私

今日FBのタイムラインに友人が先日セッションでピアノを弾いた話が上がってきた。
内容としてはThere Will Never Be Another Youという良く演奏されるスタンダードでベースとピアノがどうにも気持ち悪いハーモニーを醸してしまう話だった。

ずいぶん以前からみんなが重宝してた通称”青本”と呼ばれるスコア集があって僕の友人はこれを暗譜してたのだが、そのセッションのベーシストは最近になって発売された通称”黒本”を見ながら演奏してたそうな。
気になったので僕も通称”RealBook(いや、正式名称?)”で確認したら、確かに青本と違う。
JAZZの場合いわゆる代理コードというのがあって一見違うコードに見えて実は代理だったなんて事もあるけど、今回の件はもっと調和しないたぐいの物だった。

ジャムセッションに行くとこの青本というのを持ってる人の確率がものすごい。
ものすごいんだけどプロのミュージシャンの方なんかはあれは全然駄目だから捨てた方が良い、なんて事いう人もいます。

一方黒本は現在第一線で活躍中の人気ベーシスト納浩一氏編集の、現場向けともいえる物です。
そしてRealBookはもともとアメリカのミュージシャン達が自分で使うためにレコードの演奏などから採譜して仲間内でコピーしたりしてたのを出版物としてリリースした物みたい。

でもねえ、正直言って僕は青本そんなに嫌いじゃないです。
今回みたいな事は一つ一つ経験して直すなり、どっちでやるのか探り合ったりできる事が良いんではないかと。
その友人のポストにコメントしてたある女性ベーシストさんは、CDなどでいろんな演奏聴いてバリエーションを知って、演奏時に共演者に合わせられるのがベスト的な事書いてましたが、全くその通りだと思います。

で、僕もセッションのホストなどやってて思うのは、JAZZが好きで普段聴いてる人と演奏したいだけでJAZZはあまり聴いてなさそうな人、ていうのがいまして。
どんな音楽でもいわば’作法’みたいなのがあって、JAZZの作法を知るにはとりあえずJAZZを聴くのが一番、というかそれ無しには知り得ないと思います。
そういう意味ではやはり先達の演奏聴いてどんな事を弾いているのか知って譜面にすると言うプロセスが理想なのでしょう。

今日からJAZZを始めるので青本買ってきます。

という短絡を戒める言葉が「青本は棄てよ」なのではないかな。

という自分に対する戒め。

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